隊友会 掲示板

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会員への期待は会費だけ? 末村 友幸

2013/02/14 (Thu) 08:11:05
*.plala.or.jp

現場で会活動をやっていると、熱心な一部の役員と全く協力する気のない相当数の会員という構図があることに気付く。毎月、隊友新聞を配るのは、町内会の班長と比べてもそれほどの負担ではないと思うが、しかし、会員の相当数が、新聞を受け取るのはいいが、配る側になって汗を流すのは拒否するのである。中には新聞もいらないという会員もいる。(亡くなった時の供花が目的か?)
 この背景には、隊友会規則の会員規定があると思う。そこには会員の義務として「会費の支払」だけが規定されている。年次会員はそれでも毎年義務として会費を支払うことで隊友会の価値や会との係わりを意識するが(義務と価値を考えて、価値を認めず脱会する会員も少なくない。)、終身会員は退職時に一生分の義務を果たしたので、もう果たすべき義務がないのである。まるで一括払いの終身保険かお寺の永代供養のようで、「何かあったらあとはよろしくね。」という感じで、隊友会ではもう期待されていることがないので洗う。だから、日常では隊友会が遠くなって行くのだ。
 では、なぜ、会員には自衛隊法の服務規程のような義務がないのか?それは、目的を「かけ橋」と機能的に規定したため、機能集団としての役割を優先した結果だと推測する。機能集団として、規則にあるような事業を行うために必要なもの資金であり必ずしも会員一人一人の活動に負うものはではない。
 しかし、会にはもう一つ、共同体的側面があると思う。共有の価値観があり、それを尊重する会、会員としてのありようである。特に地域では会の存在そのもの、あり方も重要であり、地域における存在感や信頼性が間接的であるが「平和と安全」にも寄与すると思う。そのためには、会員規範を明確にして、できるできないは別として、会員に日常活動のあり方(たとえば国旗を掲揚するとか)会の活動に協力するとか、会費の支払い以外を期待することが必要だと思う。会勢の拡大も重要であるが、中身が伴うことも大切である。

Re: 会員への期待は会費だけ? - 本部事務局長 後藤英二

2013/02/15 (Fri) 17:43:20
*.ocn.ne.jp

会活動に対するご意見を頂きありがとうございました。
 ご意見のタイトルに“会員への期待は会費だけ?”とありますが、私見ですが、会員に期待されているのは多くの制約を抱えながら黙々と支部活動に励んで頂いている姿そのものではないでしょうか。私は、隊友会活動の根源は支部活動にあり、全国約980個支部の日々の地道な努力の成果が今日の隊友会に対する評価に直結している確信しています。
 平成23年の公益社団法人移行に伴い、所在部隊や地域社会と密接に連携して公益目的事業が充実した支部もありますが、隊友会の生立ちが昭和34年の自衛隊退職者の親睦団体にあることから、まだ親睦活動が主体の支部があることも事実かと思います。
支部活動が公益目的事業を主体に運営されるようになるには、会員の意識改革が必須だと思っています。会員がボランティア精神に欠け公に尽くす心がなければ、ご指摘のように隊友会規則に隊友会員の義務を規定しても、意味がないのではないでしょうか。
また、会費は隊友会活動の必要不可欠な裏付けであります。収益事業等がまだ軌道に乗っていない現状では、隊友会の財源の主体は会費にあります。若年で退職し再就職する会員は、家族を抱えていることから殆どの人が会社等を退職するまでの間は、会費で支部活動を支えて頂くのが会活動への参画の有力な手段かと思います。誠にありがたいことで、心から感謝を申し上げる次第です。これらの会員の方々が、本格的に支部活動に参加できるようになるのは、再就職した会社等の仕事が全て終わってからだと思います。
 従って、会員にはボランティア精神が旺盛で支部活動に参加したくても参加できない方(会費で活動を支える会員)もおられますし、親睦活動以外は参加しないという方もおられると思いますが、公益社団法人としての態勢整備の途上にある隊友会の現状では止むを得ないのではないでしょうか。
 隊友紙平成25年2月号(第706号)1面には、公益社団法人隊友会について紹介してありますが、私は隊友会はかつて自分が勤務した防衛省・自衛隊に対する報恩の団体と考えております。このためには、ボランティア精神と公に尽くす情熱が不可欠ですが、意識改革は一朝一夕には出来ませんので、当面は会員一人ひとりが黙々と信念をもって会活動に励むしかないと思っています。
 末村さんの所属する支部会員の皆様が、支部活動に生甲斐を持たれて活動され、地域社会や所在部隊から信頼され頼りにされる支部として益々発展されますことを祈念申上げます。 (文責:事務局長 後藤英二)

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